日常の小さな気づきから始まる美しいからだの使い方4

「お尻を小さくして座る。大きくして座る。どこが違うかな?」
もう15年になるでしょうか?
師匠からはじめてこの言葉を
聞いたとき衝撃でした。
私はフィットネスに関しては本当にズブの素人でした。
ただ身体を動かす、ダンスが好きなおばさんでした。
「え??どういうこと?」
もぞもぞお尻を動かし
やってみた
「お尻小さく座ったら上半身全部引きあがるじゃん~」
椅子の生活が増え、自宅でもバスでも電車でも
座るという動作が増えた時
どう座っているか考えたことある?
お尻小さくを意識すると自然と膝がくっつき
内転筋がはっきり意識できて骨盤底筋群や
お腹のコルセット役の腹横筋やウエストを作る腹斜筋が反応して
同時に背骨についている無数の多裂筋や脊柱起立筋までもが
働き始めます。
今では背もたれを利用しなくても苦しくなく座っていることが出来ます
電車で見かける大人女子の膝が開いて座面浅く座り、背もたれに身体を預けている
座り方はとても美しとは言えませんよね
座るときは深く腰掛けてお腹を平らにしながらを意識するだけで
腹筋群が反応してくれますよ。

握った足の指でつま先立ちをして歩いていた3歳の孫
何気なくひよいひょいと歩いていた
あれは無意識の動作
握った足の指のままジャンプしたり足首をきれいに底屈させたりできる
ボディーワークの達人もいます

重力には勝てない
だからさらにケアが大切になる。
シニアになると足のトラブルに見舞われて一層気を付けるようになりました。
足のレッスンだけで1時間は出来ちゃうくらい大切なワークです。
ちょうど土踏まずのところを私はヤムナのウエイカーズやテニスボールでケアします。
楔状骨は沈むことによる足のトラブルが多いからです。
沈むことで足裏が平らになっていつの間にか土踏まずが無くなって歩きにくくなったり
外反母趾や内反小趾になって靴が合わなくなったり・・
いつの間にかいつの間にかの足裏の変形です。
まず自分の足がどうなっているのか注意深く観察しよう。
しっかり握る開く動作の練習でもOK
足の内側に倒れていないか(?このとき人によっては膝の内側に痛みを生じているか)
外側に倒れていないか?(反対に膝の外側に痛みがないか)
足の使い方が膝股関節骨盤への影響が大きくなりますよ。
あなたはどうですか?
気づいた者勝ち!笑