女性のための健康UP教室③

北広島市体育協会主催
「もう開催できないのでは?」
はらはらドキドキの日々でしたが、
この会場は
3密にならない環境なので
私としては安心して活動している
場所です。
それぞれの立場で考えて
参加を見送った人もいましたが、
そう、いいのです。 (動いている写真撮り忘れ)
自分や周りの人を守りながらの
行動が大事ですね。
3回目は「若さを生み出す骨を見逃すな!」でした。
骨はビルに例えると破壊と建築を繰り返しながら世代交代しています。
骨の働きは
体を支える
・体全体の骨組み
動く起点
・運動器として動き、筋肉の力を増幅させる
内臓を保護
・脳・脊髄・心臓・肺などの生命維持に必要な臓器の保護
血液を作り出す
・赤血球・白血球・血小板などの血液を作り出す工場
ミネラルの調整
・ミネラルを貯蔵し血液を介しながら組織液が一定の濃度になるように
放出したり吸収を繰り返す
骨に必要なのはカルシウムだけと思っていましたが
マグネシウムも亜鉛の大切なことが分かりました
若返りホルモン「オステオカルシン」の分泌
このオステオカルシンの働きがすごい!
簡単に書くと
脳を活性化し、記憶力・認知機能の改善
インスリンの分泌を抑制血糖値の上昇を抑制
胃の繊毛運動を鈍らせ食欲を抑え脂肪細胞を抑えメタボ予防
筋肉増大にして運動能力を高める
頭蓋骨の骨量の減少を抑えしわたるみを防ぐ
活性酸素の抑制
免疫力アップ
動脈硬化心疾患の予防
腸を活性化し栄養素や糖の吸収を促進
男性ホルモンテストステロンの分泌を促進前立腺肥大を予防
骨って本当によく働いてくれてます!
だから骨密度を骨量を減らしてはいけないです。
女性は閉経と共に骨密度が低くなり
気が付いたときには、薬や注射で症状を改善
でも普段から骨に対してどうケアしてます?
病気にならないようにと食事に気を付けているでしょうが
骨に対しては?
骨粗しょう症はある日突然ではなく
じわじわとやってきます
原因は?
エストロゲンの減少 遺伝 加齢これは日常生活ではかえられい。
栄養不足 加重をかけた運動不足 日照不足 高血糖 糖尿病
関節痛などの炎症 甲状腺機能亢進症などは日常生活でかえることが出来ます。
日常生活で変えられるなら
そんな嬉しいことはないと思いませんか?
骨粗鬆を諦めることはないのです。
これからでもできる「骨ケア」
①正しい栄養補給…たんぱく質特にコラーゲンやゼラチンが多いもの
牛 豚 鶏や魚の骨から取り出した出汁は有効です
鮭のあら汁 かじかのあら汁もこれからは楽しめます
私のお気に入りは骨付き鶏手羽、手羽先を
ネギ2本分斜め千切り、酒、塩のみで水でことこと煮て食べます
好みでポン酢でもOKです。
汁の最後は味つけなおして雑炊やラーメンがおすすめ
汁全部いただきます。とりから出るコラーゲンの量が半端なく
次の日はお肌つるんって感じです(笑)
②カルシウムとマグネシウムはセットで摂る
そのほかにVD VC VB6 VB12 葉酸
骨にはカルシウム=牛乳とすぐ思い浮かべているあなた!
カルシウム摂りすぎて五十肩や腎結石になったりしていませんか?
牛乳摂るならマグネシウム補給は大事です
にがりやマグネシウムの多い塩 葉物野菜 豆 種 炭酸水なども有効
カルシウムの吸収にはまず胃酸があるか?
萎縮胃ではカルシウム吸収が低下
また外食が多いと脂肪酸やリン酸 玄米食が多いとフィチン酸や高繊維食でも
カルシウムの吸収を阻害します
③負荷をかけた運動
有名な若い自転車ロードレーサーでも骨粗鬆症になります
なぜかな? ペダルをこぐことは筋肉は太く強くなるかもしれないが
骨に対しての加重がなく、骨粗鬆症を招きました
大地に足をしっかりつけて歩く
骨に刺激を入れて体を使う
かかとおとし
ウオーキング
ランニング
縄跳び(飛び方にもよりますが)
④そのほかに血糖値の安定 甲状腺機能の安定 良い睡眠なども有効です
筋肉も骨も栄養素貯蔵庫
貯蔵するものが無いと、骨粗鬆やサルコペニアになって
そこから
介護が必要になってきます
この状態になるスピードを遅らせるためにも
栄養と運動はセットで考えましょう
0~20歳ころ 骨貯金期
20~40代 骨量維持期
40代~ 骨減少期
あなたは今何歳ですか?
暦年齢では測れない老化のスピード
若い、閉経してないで安心しないでね!
骨は常に世代交代している
その時に必要なものを準備できていますか?
「まだ間に合うよ!」
その言葉を聞いた皆さんのマスクの下の口元は
きっと頑張ろうって言ってたでしょうね(笑)