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あってよかった鍋帽子®

更新日:2021年2月18日


調理時間を短くする器具はたくさんあるけどどれも場所をとります。


圧力なべ あると便利かなと思いながらも置く場所がない、今はやりの電気圧力鍋これも置く場所がないとな~と


それになるべくならこれ以上は電化製品を増やしたくないという気持ちもあります。


この鍋帽子の誕生には〝愛”があると以前書きました。


私が鍋帽子を知ったのが2000年ころ

毎月届く月刊誌を見て


昔 母がおひつが覚めないように綿が入った四角い布に

紐をつけて包んでいたことを思い出しました


鍋布団


そう”保温する”は昔からあったのです。


鍋帽子の原型は大正5年の雑誌に「火なしコンロ」として提案されました。

炭が使われていたこの時代に

木製の箱の底におがくずを敷き、半調理した鍋釜を入れて、

おがくずを詰めた布団で覆うというものでした。


煮物も弱い火でゆっくり煮る方がふっくらと出来上がるけど

その間火から離れられない

でも

この火なしコンロを使えば、煮物を仕掛けて

買い物も洗濯もできます・・・・


とあります。


そうなのです。


ほったらかしが出来るのです。


その後戦争になり貴重な燃料を効率よく使うために

お茶帽子の提案がありました。現在の鍋帽子の原型です。


90年代になり高度成長の中環境問題も増えてきました。


CO2削減 今では当たり前に言われている言葉も

まだまだ世の中は後れを取っていました。


そんな中被爆地広島の主婦たちが

「これ以上、原発を増やさない。そのためにはこの

鍋帽子を広めたい」と様々なレシピを考案





そして出来たのがこの本です。


漠然と良いものだとわかっていましたが

はっきりと、分量や時間 様々なレシピをのせてくれました。


シャトルシェフも持っていましたが

使いやすさで鍋帽子の勝ち(笑)


軽いので今我が家では冷蔵庫の上に

ポーンと置いています。


食品が腐る温度というのがあるので

真夏のほったらかしは危険ですから

忘れないためにタイマーを使います。


私のお気に入りは

・おでん

・煮豚

・とりハム

・肉じゃが

・鶏手羽のさっぱり煮

・大根と豚バラのスープ

・肉詰ピーマン

・ロールキャベツ

・さんまの甘露煮

・ゆで大豆

・煮豆

・ブリ大根

・数種類の野菜の蒸し煮

    展開…ポタージュスープ  サラダなど

・高野豆腐の印ろう煮

・ごはん

・カスタードプリン など


特に出かけるのが決まっているときは

煮物やカレーや実だくさんスープを仕掛けていきます。


とりハムはパサつかず安くおいしくむね肉が作れます。


2011年の東日本大震災で直面した電力問題

とても考えさせられた原子力の問題


そして北海道でもあった台風の後の地震


我が家も3日間電気が来なかった。

電気のありがたさも感じたが、使い方も今一度反省した。


東日本の震災から間もなく10年


私の暮らし方はどうなのか?

温暖化をどうとらえ、どう暮らすのか?


福島の事を思うと胸が痛い


自分が出来ることは小さいけれど

毎月来る電気使用量のお知らせ


「昨年の同月よりは少なく!」と思いながら生活している。


3月11日 決して忘れない………


皆さんんも忘れないでほしい

地球から渡されている

沢山の宿題を!


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